齢32にして始めたタップだが、2ヶ月を待たずして早くも壁が見え始めた。
練習は毎週1回で先生2人に対して生徒が15人~20人程度。
大体以下の感じでやっている。


鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡鏡

       男の子 ←先生

ニコニコ ニコニコ ニコニコ ニコニコ ニコニコ ニコニコ ←中級のひとたち


ニコニコ ニコニコ ニコニコ ニコニコ ニコニコ ニコニコ ←中級のひとたち

 女の子 ←先生

ニコニコ ニコニコ ニコニコ ニコニコ ニコニコ ドクロ ←初級のひとたち

               ↑

               私


初中級者クラスなので当然私と嫁は一番後ろの列。

最初の20~30分は全員でアップをするのだが、最後列の初級組も段々慣れてきたためか先生の要求するアップの内容も日を追うごとに高度になっていく。
同じステップでも徐々にスピードを上げていき、最終的には先生しかまともにステップを踏めていない状況までもつれ込む。
当然ひよこ組みは脱落するのが早く、全員あっぷあっぷいいながら不細工なステップを踏むことになる。
まあ、それは良いのだ。

きっと慣れてくればそれなりについていけるようになるのだろう。


問題はアップが終わり、初級組と中級組でレッスンが分かれてからである。
初級組がアップ後に教えてもらうのはアップにおいてあまりうまくいかなかったことを復習するところから始まるのだが、それもまあよい。
問題なのはさらにその後。ツーステップの練習だ!
ひよこ組の中でも私はこれが格段に下手だ。
何度やっても思うように踏めないばかりか、テンパると手と足が同時に出てしまう始末だ。
誤解の無いよう初めに言っておくが私は普通にスキップもツーステップも出来るのだ。
リズム感もいい方だ・・・と思う・・・。
しかし、タップは音を出して何ぼのダンス。
要は普通のツーステップよりは難しいのだ。
とはいっても他のひよこ組(当然嫁も)は全員ある程度不細工ながらもちゃんと出来ている。
もしかして俺は自分で考えていたよりどんくさいのか?
それとも単に年齢による順応力の低下なのか?
練習したいのは山々だがツーステップはある程度の広い場所を必要とする上、広い場所となると人目が必ず付きまとう。
大の30男が街中でツーステップを踏んでいたら明らかにキ○ガイだ。(あはははは、あはははは)
初めのうちは近く見えていた中級者の初先輩方(といっても小学生もこの中に含まれる)の背中が急速に遠ざかっていくのをひしひしと感じる今日この頃であった。